WEBは考えぬ人に向かないと示したShareNewsJapanの愚2️⃣

WEBは考えぬ人に向かないと示したShareNewsJapanの愚1️⃣から

フェイクニュースで歩む自滅への道

ジム・ロジャースの発言を引用して紹介した香山リカ氏のツイートは、ShareNewsJapanによって、あたかも香山リカ氏本人が発言したように歪曲されていた(エビデンス)。
そんなShareNewsJapanだが、沖縄の県民投票における拡散力が

この時、原文となる東洋経済の記事を読まなかった輩は、見事に「香山リカは日本から去って構わんぞ!」とコメントしている。
該当の東洋経済記事はWEB記事としてはページ数が多かったため、読むのには苦労するかも知れない。
が、少なくとも香山リカ氏が貼っていた東洋経済の記事を辿れば、ジム・ロジャースの発言であることに気づくのは容易なはずなのだ。


 

リンク先を読まない危ないリツイート

「ShareNewsJapanのツイート、拡散しちゃってる左派が結構いるんだよね。」
こう聞いて自体の深刻さを感じるものがあった。
確かに時折私の相互でもShareNewsJapanに「いいね」をしてしまっているユーザーがおり、デマを潰さなきゃいけないと思っている勢力が、デマを拡散してしまっていることになる。
ここからわかるのは、

例えば望月 衣塑子氏について書かれた記事(エビデンス)。
タイトルだけ見ると反政府クラスタを後押ししているように見えるかも知れないが、本当に言いたいことは「ネットの反応」の方なのだ。
なんなら「WEB記事は最後の方にライターの言いたいことが現れる」と言っても良いくらいだ。
ShareNewsJapanは構成としてこのようになっている。
①新聞社の転載
②役者のプロフィール
③ツイッター(ネット右翼)の反応
④ネット(右翼)掲示板の反応
そして、この『ネットの反応』を見続けた結果、自然と右翼化していく仕掛けとなっている。
あのサイトが「ShareNewsJapanとしての公式の主張(新聞社で言う社説)」を展開しない以上、あの『ネットの反応』こそが「ShareNewsJapanの主張したいこと」なのだ。
ブックマーク代わりにやった「いいね」もフォロワーのタイムラインに現れるようになった。
いいねリツイートをする前に、今一度記事本文を読む習慣をつけて欲しい。
そう、我々のリテラシーもまた、試されているのだ。

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