〚橋下徹へ脅迫行為〛百田尚樹:品格が欠片もなく粗暴は度し難い⓶

脅して丸め込もうとする品性の無さ

私が政治のイザコザに関わるようになったのは2016年からで、百田尚樹の存在を知ったのは2018年頃からと認識しているが、品性の悪さは今に始まったことでは無いらしい。
2014年、やしきたかじん氏の御息女と「殉愛」の出版差し止めを巡って裁判になっていたようだ。
この時、次のようなツイートを発している。

たかじん氏の娘が出版差し止め請求の裁判を起こしてきた。裁判となれば、
今まで言わなかったこと、本には敢えて書かなかったいろんな証拠を、すべて法廷に提出する。
一番おぞましい人間は誰か、真実はどこにあるか、すべて明らかになる。世間はびっくりするぞ。

結果、この裁判は百田の敗訴に終わったようである。
私は殉愛なる書籍に目を通していないが、実は殉愛を巡る裁判は、たかじん氏の御息女のみならず、元マネージャーからも提訴され、敗訴しているというのだからなかなかのいわく付きなようだ。関西のブックオフで目にすることがあったら手に取ってみたいものである。

殉愛を巡るトラブルを私はよく知らないのだが、ザッと調べたところでは「ノンフィクション」と言いながらも、取材や検証が殆ど為されておらず、たかじん氏の御息女や元マネージャーを中傷するような内容と受け取られるような記述であったようだ。だから幻冬舎は敗訴したとも言えよう。

続く日本国紀はTwitterではコピペ本として一躍有名になる。
竹内睦泰氏のまぐまぐニュースでは「著者は古事記や日本書紀に目を通したとは思えない」と酷評されている。

百田の品性は永遠の0

私は百田の著書を読んだことは無いが、この男が書いた本に「永遠の0」というものがあるらしい。
この本は2013年に伊藤詩織氏も自身のブログで絶賛していた本であり、かの事件が起きなければ、恐らく今も百田のファンであったかもしれない。
尤も、私の元には百田が「韓国と戦争したい」と言っていた動画が回ってきており、戦争を知らぬ百田に当時の戦争がどうだったのか知る由もあるまい。

しかし、どれだけ大戦中の日本兵なり御先祖なりが偉大であったとして、百田自身は偉大でもなんでもない。
たかじん氏の御息女を「一番おぞましい人間は誰か」と言って脅し、橋下徹に対して暴力でもって脅していくスタイルは、まこと知性の欠片も感じさせるものではない。

度々韓国人を非難して「韓国と戦争したい」とさえ言っている百田であるが、鏡を見てみろと言いたいものである。
感情を抑えることができない性格の輩であることは、佐藤浩市に対する「俺が原作の映画に出るな三流役者」と言う趣旨の暴言を行っているが、社会生活を営む中で感情を抑えられないのもまた考え物である。

還暦も過ぎ、それ相当には資産も形成したなら、品格は大なり小なり持って然るべきであると思うが、百田尚樹からそれを感じる要素が微塵もない。
仮にも2019年に東スポの取材で「もう暴言ツイートはしないようにします」と宣言しているのに、実行しなかった。約束を守れなかったのである。
暴言を吐かずにはいられないのであろう。

粗暴は度し難く、その品性は正に永遠の0である。

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